あれから、私は家に帰って休むことにした。
帰ると、やたらと頻繁に石原からメールが来るようになった。
《ちゃんと家に帰れたか?今回はちゃんと返事しろよ。》
《おい、無視かよ。おまえ無視好きだな。》
この2件が来ていた。私は制服から着替えてベッドに寝転がった。
もちろん、私は無視して携帯をおいた。
やっと寝れそうだった瞬間…

ピーンポーン…

インターホンのチャイムがなった。家には私しかいないため、私が出ることにした。
「はい…」
ドアを開けたときだった。
「おまえ、大丈夫なのか!!」
いきなり石原が叫んではいってきた。びっくりする…
「…」
「ぶったおれてねぇみてぇだな。マジ焦ったし。メールの返事ないから…」
「倒れてたらインターホンでないし。」
「ま、そうだな。」
そういいながら無邪気に石原は笑ってた。立ちくらみがする。
「石原、きついからもうあがるけど…」
「面倒みてやるよ…」
何言ってんの…こいつ。でも、石原の顔は真剣だった。
「…うん…」
石原のまっすぐな視線はなにか思いがあることに築いた。わからんが…

そして私は石原を家に上がらせることにした。
「お邪魔します。」
そういいながら石原は私の部屋にはいってきた。
「お前ははよベッドにねらんとやろ。」
「う、うん…」
そうして、石原に言われてベッドに寝転がった。