「なぁ、親父、おかん。今日紗里奈が泊まるって言うたやん?別に、紗里奈がおって迷惑なことなんかないし、遠慮とかせんでいいよな?」
「当たり前やん!紗里奈ちゃんそんなこと気にしとったん?別に迷惑とか全然ないから、ゆっくりしていってよ。それに、家族が増えたみたいで、楽しいし。」
「そうそう!無理に気使うことないで。ゆっくりしてよ。今日は璃空の隣にずっとおったってな。璃空が紗里奈ちゃんと一緒におりたいって毎日言うとるから。」
璃空のお父さんとお母さんは、優しい笑顔で言ってくれた。
一方璃空は、顔を赤らめて恥ずかしそうにしている。
どんな璃空でも、可愛いな……。

