「・・・え? どこ?」


「いや、この方です。ミハネさんです。」



「・・・」

「・・・?」





「貴様、我々をからかう気か!?

 こんなのほほん顔の雌猫が

 この国を救えると想ってるのか!?」



「まぁ、なんて失礼な!!!

 救えますよ!!! 

 選ばれし方ですもの!!!」




「どこにそんな証拠が・・・!



 ・・・?   あれは!



 
 王様!!!」




後ろを振り向くと、

遠くに、人影が・・・

猫の国の王様(?)がいた。