落とし物

男子に可愛い、なんて言われた事もなければ、
あんなに顔が近かった事もない。


それに、あんなに美形の顔が近かったら、緊張しないはずがなくて、思わず席を立ってしまった。



あー、まだ始まったばっかりなのに…。


これじゃ心臓持たないよ。



でも、そろそろ戻らないと、みんなに迷惑かけちゃうし。



よし、頑張ろう!!



深呼吸をして、部屋に入った。



「ごめんね、遅くなっちゃった」