落とし物

その後の授業も、いつものように終わり、放課後になった。




「よし、じゃあ行こっかっ」


「「うん」」




合コン。

そんなもの行った事がない。


まぁ何事も、体験しなきゃ分からないし。



少しドキドキしながら、四人でカラオケへと向かった。







着いてみると、まだ男子は来ていないみたいで、取り合えず、片方のソファーに四人で座った。



「なんか緊張してきちゃった」


と加奈が言うと、

「あたしもー」


と彩が言い出した。



やっぱりみんなも緊張してるんだ。


少し安心したな。


でもめいを見ると、緊張なんて感じられない冷静さ。



「今から緊張してどうすんの?まだ来てないのに」


「だってめいは合コン来た事あるかもしれないけど、彩も美春も私も来たことないんだもん」


「そうだよ、あたしも結構緊張してるし」


「美春もやっぱりー?」



「うん」



「まぁ仕方ないか。あっ、来るんじゃないっ?」



男子何人かの声が聞こえてきた。


扉の先にいるようだ。



ガチャ。



「こんにちはー」




見てみると、めいが言っていた通り、カッコいい人達だった。