落とし物

その後、私は佐倉君と話したり、他の人の歌を聞いていたりして、気がつけばもう7時。



「あ、もうこんな時間っ」


めいの声に、みんな動き出して、荷物を持ち、部屋をあとにした。



「今日楽しかったですね」


「うん。美春ちゃんが喜んでくれてよかった」



またもや溢れんばかりのキラキラオーラを放った極上爽やかスマイル。




これでドキドキしない女子なんているの?



そう思う程に美しい。



私たちは、カラオケを出て、それぞれ帰った。



「今日どうだった?みんなイケメンだったでしょーっ」



めい、なんと言うハイテンション……。



「合コンって聞いた時は、不安だったけど、仲良くなれてよかった!!」



加奈も嬉しそう。



「彩は?」



「あたしも楽しかった。話も沢山出来たし、結構タイプだったし…」



「おぉっ、彩のタイプかぁ……」



ニヤリと笑いながら言っためいは、かなり怖い。



「で、美春は?」



「私も楽しかったよ!!佐倉君優しかったし」



するとみんなで私を冷やかしてきた。



「とうとう美春にも春が!?」



「おめでとー」




「ちょっ、やめてよ!!私はそんなんじゃないって!!」



まぁそんな感じで家に帰った。