体をシャワーから出るお湯と共に、擦った。



体中に咲いた赤い薔薇を落すあたしも、夢から覚めたいのかもしれない。



これも日課で、こうしてないとその日一日仕事に集中出来ない気がして。





小さかった証が、全体に広がり大きくなった頃、シャワーを止めた。