「雪乃、体冷えてる」



抱きしめられてた体を離されると、少しだけ何かが冷たくなった気がした。



「じゃあ、お風呂入ってきますね」



「あぁ、早く上がって飯にしよう」



似合わないエプロン姿から、あるのか分からない愛を感じた。