そして朝学校に来ると


「みーずか!おはよ!!」

朝から私に挨拶をしてくる夕莉。

「あぁ、おはよ。夕莉」

「ねぇねぇ昨日どうだった?」

「え?昨日?」

「個人練!」

あー、部活ね

「あ、うん。楽しかったよ。道場綺麗だったし」

「ふーん」

なんだその反応。ってか、あんたが聞いたんじゃん!!

「夕莉は?」

「帰宅~」

は!?

「・・・・」

「・・・・」

「何やってんの」

「いやだって、練習場所なかったし…。ま、帰ったってばれないっしょ」

いやいやおいおいおい

「・・・はぁ」

「でも、今日は使えるよね」

「そうだね。次の試合の選抜メンバー決めるのかも。っま、一年は無理だろうよ」

「そーかもね‥って、あき らめんの!?」

「だって」

「ほ・け・つ!」

「あ~。それがあった!って、あんたは選メだろうね」

「はぁ何勝手に決めてんの!」

「だって、一年は2,3人は入るっしょ」

「いやいや、さっきまで無理とか言ってったじゃん」

「あー、そうだっけ?」

とか、そんなことを話した。