次に俺が引く。

「えーと....11?」



11は......あ、窓際の一番後ろ。


しかも、あまり席で隣は空席!


やばい、最高に嬉しい...!!!


「うわー、いいなぁー!」

「ざまーみろ」

「うぜぇ.....」



祐とそんなやりとりをしていると...


「えぇー!結綺さんいいなぁ!」

「ずるーいっ!狙ってたのにぃ」


女子が結綺を囲んでた。


「あ、可憐ちゃん10番引いたみたいだよ?咲磨の前の席」


「ぇ.....」


俺の前が結綺か.....


ちょっと喜びを感じて...た、のに。