昼休みが終わり午後の授業が始まる。



担任がはいってきて、教卓にめんどくさそうにたった。


「えー。そろそろこの席も見飽きたし、席替えしたいと思う。」


みんながわいわいと騒ぎ立てる。


.....席替え、かぁー。


できれば男子の隣がいいな....。



「じゃ、くじ引きで決めっから、適当に並んでくじひいてー」


列に、祐と並び、順を待つ。

「近いといーなっ」

「やだよ。おまけがうぜぇ...」

「うわー、いってみたいわ!」



祐は昔からフレンドリーで、男女関係なく仲がいい。
だけど、それを利用して俺に近づこうとする女子をサポートするから、席が近くなったらたまったもんじゃねぇ。



「お、俺のばんっ!えーと.....26っ」


...26?
あ、教卓の前だ......w



「最悪だぁーーっ」