私は学校へ行った。



 咲に言おう。ちゃんと戦わないといけない。


 
 「咲ーッちょっといい??」

 「沙耶!!いいよ?どうしたの?」

 「佑介と付き合ってるって本当?」

 「・・・なに言ってんの?」

 「優から聞いた。てか、嘘ついてるよねえ?」

  チッ

 「マジ意味わかんねーそれでなんで沙耶が怒るわけ?別れたんならいいじゃん?」

 咲は笑っていた。
 
 「てかまじうざいよォ?ぶりっこ沙耶ちゃん♪見てて吐きけがするんだよ!咲が勝つんだよ!咲可愛いもんねえ♪可愛い子には男がよってくんの!佑介もその中の一人☆だから相手してやってるだけじゃん」

  「・・咲・・」

 「てか咲とかやめてくんない??きもイから♪咲様と呼びなさい!」

 「咲やめて!どうしたの?咲・・?咲じゃない・・こんな咲知らない・・」

 「咲様って呼べっつとろーが!」

 「咲は・・優しくて・・可愛くて・・男の子からも女の子からも人気あって、憧れの存在だった」