片恋い想い。







「俺さ、篤也には彼女とられちゃってさ」


「俺らは篤也に恨みがあんの」


「触らないで!」


「ぷっ、篤也とヤったんでしょ?俺らの相手もしてよ」


「ヤってない!」


「ッチ」


舌打ちをした男は近くにあった紐で私の手首を縛った


「うるさい女だな」


いきなり服を裂かれた


下着の上を這う感覚に淡い記憶が蘇る


怖い…


「いや!離して!」


気持ち悪い


「抵抗すんなよな」


「そうそう、気持ちよくしてやるから♪」


溢れ出る涙


男の手がスカートの中へ忍び寄る


「助けて…助けて高橋!」





ッドン



「梨菜ー!」



聞こえてきたの声は…



私を助けたのは…




篤也だった