愛しくて


「えっ、でもここは…」


ここは、人通りが多く、今でも大人数の人が通っている。


「人前でっ…、恥ずかしいよ」



「僕の事が嫌いなんだね?いいよ、別れよう」


悲しい顔を浮かべて彼は言う。

「きっ、嫌いじゃないよ!大好きだよ!」


この言葉を言った瞬間彼の顔は笑顔になり、そしてこういい放った。




「じゃあ、出来るね?」