その温もりを。



「っ…」



「?北見?」



「ぷっ…っはっはっはっは!!!!」


いきなり北見はおなかを抱えて笑いだした。


なんだよ、なんだよ!



「もういい!!」

北見の手をはなして歩き出す。






……つもりだった。