「~っ……かわいいっ!!!」 北見はさらに私を力強く抱きしめた。 それからは幸せだった。 隣を見れば空がいて。 手にはいつも空の温もりがあって。 優しく、力強く、抱きしめてくれた。 とてもとても、大切にしてくれた。