龍鬼と私。

―屋上―


すぐに総長決戦かと思われたが、タイマンまでに時間がかかりそう。



下っぱが待機している。
どこまでも根性のない奴。




俊は顔色1つ変えず、パイプやバットで殴られてもお構いなしに殺っていく。






少しして、膝をついてしまった俊に顔面目掛けてパイプ等の打撃がとぶ。




だが、血を吐き捨て立ち上がり一気に片づけた。






――――ついにタイマン勝負。








一方その頃1階で床に倒れているキョウヤを亮汰が抱え屋上を目指す。




2階で煙草を吸っているヒロとも合流し、更に進むと楓が教室から出てきたところだった。





龍鬼幹部とキョウヤ、ヒロ、それに唯奈で屋上に向かいドアを開けた。





俊とタイマンの始まる寸前だった。