龍鬼と私。

「必要なかったから…。」




「そっか…でも、今は持ってもらってないと困るな。明日買いに行こう!」




楓がイキナリそう決めた。





「でも…未成年だから…その……。」





「大丈夫。俊の兄貴いるから。」




亮汰が答える。





「ん?ぁあ、任せとけ。」




俊がそう言うので私は頷き任せることにした。








っと 、言うわけで高1にして人生初のケータイ。
明日みんなで行くみたい。





兄さんか……俊に似てるのか?







似てるとしたら…無愛想なのかな。
でも、ケータイ売ってるなら接客あるしあり得ないか。





全く似てなかったり?






それならありえる。





1人考え想像を膨らませる唯奈。