龍鬼と私。

「ねえ。」



「ん?」



「楓忙しそうだね。」




「ぁあ。」



こっちを見ることなく答える。




「誰と電話してるの?」




「気になるのか。」





やっとこっちを向いたが機嫌が悪そう。
私何か気に障るような事言った?……





「いや、別に…。」




「他の族の動きとか色々情報のやりとりしてんだよ。」




「ふーん。」





「はぁ…疲れた…。」




そう言い楓がソファーに座ったので、楓のところに向かった。



「大変なの?」




「まぁ…ね。でも、下が動いててちょっとした事でも、すぐに連絡くれるから感謝してる。」





「そっか。」





私3人の体育祭への熱いトークを聞きながら、楓の横で眠った。