次の日…
千夏が迎えにきた。


ピンポーン。



いつもの朝…
そう…いつもの…ハズだった。




千夏の顔を見るまでは。





ガチャ……バタン!!!!!




「ち…千夏……?」




血だらけでボロボロの千夏…パニックになった。





「ごめん…ね、昨日のクラスの奴らの……ゲホッ、ゲホッ…はぁ…幹部に…。」




今にも消えそうな声で精一杯私に伝える。




「喋んな!!!」




私は急いで救急車を呼んだ。
嫌な過去が蘇る…。





尋常じゃない出血……




「刺されたのか……千夏。私のせいだよな。」




止血しても尚、止まることのない血の量…。
みるみるうちに冷えきる身体。
青くなってく唇、顔、手足…。





“私のせいだ”