荒れ果てた家の中、母と私は静かに泣いていた。



父は酒癖が悪く、女癖も悪かった。
散々荒らしたあと知らない女と2人家を後にした。



その日から母と2人暮らし。
母は近くの病院で看護師をしていた。


毎日忙しそうにしていたが、私の事を忘れる事なく学校行事にも参加してくれていた。


自慢の母。