「えーっと。あたしの席、どこだっけ」
そんな視線に全く気づかない、美少女詩織。
「あははは。ありさ、大丈夫~?あんたの苦手な男の子がいっぱい居ますよ~」
…いや、わかってますから!
その男子に、あなたが見られてるんですよー。
……でも、まぁ確かに。
いっぱい居ますね。
男の子。
もう一つ、詩織がいてくれてよかった理由は…
ザ・男子との対応!
いつでもどこでも、もし男子と話すようなことがあったら、詩織に間に入ってもらうの!
きっと、あたし。
テンパって、会話になんないもんね(苦笑)
ふふ…。あーんしん♪
と、安堵の気分で席に向かっていたら…。
詩織の言葉に、釘を刺された。