そして全てが私に降りかかってくる。

「お前、どうなるかわかってんだろーな?」

「大丈夫です。
死にはしません。」

物凄い剣幕で視線を送るナツキさん。

大丈夫ですよ?
私はこんなんじゃ死にません。

「ククッ…
やっと会えたぜ?」

振り返り試合場の声の聞こえる真ん中をみる。

「お前をズタズタにしたいと思ってたのさ!!」

「私は…先程謝りましたが?」

その男はさっきの刺青とピアスの兄ちゃん。

「さぁ、楽しませてくれよ?」

その言葉と同時に後ろから沢山の海賊が出てきた。

ハルの命は私が守る。