「なんだ?」

ナツキさんは少し怪訝そうに答えた。

「私をこのtreasure huntに出させてください。」

「はぁぁ!!!???」

皆が私を見て驚いた。

「どういうことだ!?」

「アイ!お前は気が狂ったのか!?」

レオさんとナオが混乱した様子で私につめよった。

「何か考えがあるのかい?」

シンさんは何があるのか分かっているようだ。

「いえ…ただ単に、ハルを傷つけたヤツを殺りたいだけですよ。」

私はぎゅっと拳を握った。


私のせいなんだ…

私がもっと注意を払っていたら…

「いいだろう。」

「えっ!いいの!?」

ナツキさんがおっけーを出してくれた。

「滅多に肯定をしないのに、
珍しいね?」

シンさんは少し笑ってる。

「別に。
俺もただハルを傷つけたヤツが許せないだけさ。」

「ナツキさん…
ありがとうございます!!」


そして、私は明日のtreasure huntに出ることになりました。