LOVE PRECIOUS


ナツキside

「足元よくみて歩きな。
危ないぞ。」

転けそうになったハルを受け止めたアイ。

ほら、またあの顔だ。

急に男のような表情になる。

ここ最近気づいたことだ。

アイの奴はもしかして二重人格なのか?

「なんかさぁ、」

ルカがため息をつきながら呟いた。

「俺、アイに負けてる気がする。」

あぁ、ハルのことか。

それは勿論…

「負けてるだろ。」

レオがコーヒーを啜りながら静かに言った。