LOVE PRECIOUS

「アイ・・」

見とれているとまたナツキさんが寝言を言った。

「何です??」

「・・・」

結局無視かい!!

「ほっとこ。」

私は立ちあっがって部屋を出ようとした。

しかし・・

グイっ!!

「え・・・!?」

突然後ろに腕を引っ張られた。

「いったぁ!!」

「何やってんだ?俺様の部屋で。」

ナツキさんがいつの間にか私に馬乗りになっていた。

「なにやってるって!!
 ナツキさんが床で寝てるから心配で起こしに来たんですよ!!」

まったく侵害だ!!

なんて心の中で叫んでみる。