LOVE PRECIOUS

シンside

「わ、私水じゃないよ?」

純粋を純水と間違えるアイ。

見たときから思ってたけどこの子…

相当な天然さん。

そして無自覚さん。

ほらその首を傾げる姿とか。

見てるだけで抱き締めたくなっちゃうんだよ?

分かってないんだなぁ…

多分ナツキは惚れちゃってる。
本人気づいてないけど。

「シンさん。
 夜這いって何でしょう?」

「クスッ、知りたい?」

「はい!!」

目をきらきらさせて俺の隣に座るアイ。

「頭いたい…」

ナツキが自分の部屋から出てきた。

!!

いいこと考えた♪