LOVE PRECIOUS

「……………」

みんな沈黙。

「私、変なこと聞きました?」

まずかったのかなと思って
あたふたしてるとルカさんが

「ハルちゃん。
 お姉ちゃんは純粋なのかい?」

じゅんすい?

あの、山から取れる水のこと!?

「はい。お姉ちゃんはれっきとした純粋です。」

「は、ハル!?
 わ、私水じゃないよ?」

「……………」

「分かった。そういうことか。」

レオさんがうんうんと頷いた。

「??」

そのままずっと首を傾げた私でした。