「ふざけんな!!」

いきなり怒鳴られた。

やっぱりおこられたー!!

「ここはガキが来るとこじゃねぇ。」


「ガキ…?」

私はその言葉に反応した。

「そうだ。てめぇはまだお子ちゃまだ。
ましてや、女何か乗せるかよ。」

「お子ちゃま?」

「降りろ。今すぐ。」

男の人は私を冷たい目で睨む。

「この、広い海原に女一人沈めるんですか?」

私も負けじと言い返した。