「誰だお前。」

さっき一人の男の人がきて私を見つけると慌てて出ていった。

そしてつれて来たのがこの男の人。

凄い目で私をみてる。

「あ、私はアイと申します。」

この人…かっこいいなぁ。 

「私をこの船の船員にしてください!」

私は頭を下げた。

「何でここにいる。」

「いやぁ…乗せてくれるように頼もうとしたら船が動いちゃって。
それで慌てて乗ったらこの食料倉庫に…あははー…」

何かヤバイ予感…

「慌てて乗ったら…だと?」

さっきより低めの声で言う男の人に
体がビクッとなる。

「しかも船員にしろだぁ?」