LOVE PRECIOUS

ナツキside

「アイは何を話てんだ?」

ここからだと何も聞こえない。

「俺を殺せ!!
 殺られるんならお前の刀で死んでやる!!」

ゼロが狂ったように叫んだ。

「お姉ちゃん…」

そしてしばらくするとゼロは立ち上がりすたすたと歩いて行ってしまった。

「どういうつもりだ。アイ!!」

もちろんレオが黙ってる筈がない。

「レオの言うとおりだ。」

おれもこれには賛成。

「警察に出頭させました。」

「は?」

「もう、ゼロは二度とこの世界には出てこれない。獄中です。」

「お前は何を考えてんだ!!」

俺はたまらずアイの胸ぐらを掴んだ。

「お前はレオの痛みを知っててやったのか!!ふざけんな!」

こんなの間違ってる。

止めをさすべきだった!レオが!