LOVE PRECIOUS

「何をふざけたことを!!」

「まだ…思い出せないのかなぁ?」

倒れているゼロに私は近づいた。

そして耳元で

「また、ずったずたにやられたいの?」

「ま、まさか…お前は!!」

「フフっ。思い出した?」

「お前、海賊から足をあらったんじゃ…」

「戻ってきたの…
 大切なものを守るためにね…」

「殺せ…」

「は?」 

「俺を殺せ!!
 殺られるんならお前の刀で死んでやる!!」

ゼロは私の正体がわかった瞬間。

自分の命を差し出してきた。

「やだね。」

「なんだと…」

「あんたは罪を償え。
 私が殺す価値もない。」

私は冷ややかな笑みを浮かべた。

「降参だ…」

こうして全世界指名手配犯ゼロは
捕まったのでした。