LOVE PRECIOUS

レオside

「どうしてこっちなんだ?」

ナツキは俺に聞く。

「足跡だ…足跡がこっちに向かってる。」

まさか…奴に会ったなんて事は…

「来たか?」

「お前は!!」

「やっぱり…お前だったか…ゼロ!!」

「これはこれはあの時のガキが。」

ゼロはニヤリと笑った。

「少しは切りがいのあるガキになったかな?」

「試してみるか?」

おれは刀を取り出してギュっと握った。

「その前に!
 アイはどこだ!!」

「あー、あのガキか?
 さぁな?俺の部下が手をだしてんじゃねぇか?」

「許さねぇ!」

目の前に復讐しゃがいる。

今ここで…