突如表れたアイの妹ハル。

確かに似ている。

ただアイの方が明るくて口が達者で…

何より笑顔が…

って!!
何で俺はこんなにアイの事を考えなくてはいけねぇんだよ!

俺には関係ない!!

そうだ!俺には…

「ナツキさん?大丈夫ですか?」

「うわぁ!!」 

突然目の前に表れたアイにびっくりしてしまった。

「ナツキは、アイの事ばっかり考えてるからねーw」

シンがにやっと笑ってコーヒーを啜った。

「シン!!
 変なこと言うな!!
 誰がこんなガキを!!」

「そうですよ!!
 私だってこんな俺様船長なんていやで す!」

アイが俺を睨んできた。

生意気な…

「ハハハッ。ナツキが言われてるw」

「ナオ…てめぇ死にてぇのか?」

「ひ!ご、ごめんなさーい!!」

ナオは部屋の隅に隠れた。