「お姉ちゃん?」

ふいに後ろで声がした。

振り向くとそこには…

「ハル…」

妹のハルがいた。

「お姉ちゃんって…」

「アイの妹!!??」

「はい。私アイの妹のハルと申します。」

ハル。
正真正銘私の妹である。

頭脳明晰。容姿端麗。まさに完璧なる妹だ。

「か、可愛い!!」

ルカさんの目が一気にハートに変わった。

「はぁ…また始まった…」

やれやれとため息をつくナツキさん

「おねぇちゃんどうしたの?」

ハルは買い物の帰りだったのか

買い物袋を手にもっていた。

「いや、別に用があった訳じゃないよ?
 近くまで来たからみんなにキレイな島 だってしょうかいしたんだ。」

私は理由を話ながらハルの手から荷物をとった。

「ありがとう。」

にっこり笑うハル。

うん、可愛い、