LOVE PRECIOUS



ジェーンSIDE


彼は信頼がないと人間ではいられないと言った。


その言葉を聞いた時私はもしかしたらといくつかの仮説がたった。


もしこの仮説が正しければアイがこの船に乗ったのは偶然ではなくなる。


「…ほんとにそうだったら…」


「何か言ったかい?」


シンには私の呟きが聞こえなかったみたいで聞き返してきた。


「何でもないわ!

あ、この薬明日の朝食の時にアイの飲み物に入れておいてくれるかしら?」


そろそろ始まるはずだから…


そんな言葉は心の奥にしまっておく。


私が言わなくても彼らは巻き込まれていってしまう。


それにこれは私の仕事。

アイを少しでも楽にしてあげる事が私の仕事だから。



「わかった。
アイの飲み物に入れておけばいいんだね。」


「えぇ。
頼むわ。」


そう言って私は部屋を後にした。


「ユキ…ラン…
これはもしかしたら想像以上の出来事が起きてしまうかもしれないわ…」


そして、アイにも…



ジェーンSIDE終わり