アイSIDE


「これからどこにむかうんですか?」

掃除を終え、朝食の席についた私。

(無事にご飯たべられたよー!!)

「そうだなぁ…どうしよっか?」

シンさんは笑顔で私に言った。

(のんびりなんだなぁ…)

「別に俺達、目標ないし。
 たどり着いたらそこに降りて…」

「宝探す。ただ、盗んだりとかはしないけどね?」

(目的がない?

じゃぁどうしてこの人たちは…)

「じゃぁどうして海賊してるんですか?」

「ハハっ、なぜって言われてもなぁ。」

「僕たちは世界を知りたいのさ。」