「で、お前はあいつらにあってそれからこいつに会いにきたんだろ?」
ナツキさんがジェーンを睨んで言う。
「私はあの二人にお願いしたい事があって会いに行ったのよ。
そしたらユキとランが
"最強の女海賊が戻ってきた"
って言ったから1人でアイを探しに海へでたのよ!」
「そしたら君は他の海賊に命を狙われたということだね?」
シンさんは考えるように腕をくんだ。
「えぇ。
そんなところね。」
「ジェーン。
私がもしお前の声に気づかなかったらどうするつもりだったんだ?」
「やぁね。
私はあなたが必ず気づいてくれると思ったからずっとお経のように唱えてたわ。
そしたらほら。
こうやってあなたの隣りにいるもの。」
「ジェーン。」
「あのさ。
君たち何かカップルに見えておかしいんだけど笑」
シンさんがクスッと笑った。
「あら?
わかってるじゃない!」
「ジェーン!」
「冗談よ!」
全然冗談に見えない…
全く。
昔からジェーンはこうだからなぁ…
