LOVE PRECIOUS


ナツキside

「まてっ!」

俺たちは会場から姿を消したユキ達を追っかけた。

「何だ?お前ら?」

「お前達はアイとどんな関係だっ!」

ナオが声を張り上げて前にでる。

「あぁ、あいつの手下か。」

「手下とかじゃなく僕たちは同じ船に乗ってるものです。」

シンが静かに訂正する。

「お前達があいつを船に乗せたって事はわかってるんだろうな?」

ユキが面白いものを見るかの様に言う。

「どういう意味だ?」

「なんだ。君たちわかってないんだね?」

「あいつは知らない間に問題を持ってくる。
つまりあいつには何かしら事件がくっついてくるのさ。」

「それを君たちが知らないなんて。
この後痛い目をみるかもね?」

こいつら…
性悪だな。

「言っとくが、別に脅してる訳じゃねぇぞ?
ほんとのことさ。」

「お前はアイの何を知ってる。」

あそこまで人格が変わり、
悲しい目をし、アイに何があるっていうんだ?