放課後の静まり返った教室に、1人の少女が、グラウンド側の一番後ろの席に座って、ぼーっとグラウンドを見渡していた。

すると突然、誰も居ない教室に、彼女の小さな呟きが響いた。


「そうだ。部、造ろう。」