夢みて何が悪い!



『どした?熱?』


『え?ううん!の、喉の調子がいつもよりちょっとね』


なんて、苦し紛れの言い訳。

喉の調子って、私は歌手かって。



『大丈夫か?てか早いな』


蓮斗は納得してくらたのか
少し心配してくれて隣に座った。


『昨日、寝坊しちゃったから』


『あぁ、それで今日こんなに早いのか』


『うん。あれ、口調いいの?まだ前のままなんでしょ学校で。』


『んーなんかタイミングがなぁ。お前と居る時
こっちで話す。楽だしな』


ニコッと笑う蓮斗の笑顔な
私はぐっと心臓をわしづかみにされたように
苦しくなった。


『それは、良かった』


『柚乃?さっきからどこ見て話してんだよ俺こっち 』


うぅ。

さっきから蓮斗の胸の当たりを見て話してた私。

だって、目が見れないんだもんー…