…said 蓮斗…




なんで泣いてんの…?



俺、なんか言ったか?



目の前で好きな奴が
俺に向かってさっきいっぱい
嬉しいことを言ってくれた。


でも、俺から好きだって
言うことを決めてたから
途中で遮った。


もしかして、
断ったと思われた?



そんなことありえねぇ。


だから俺は腕をつかんで
必死に落ち着かせようとした。


でも、
壁に押し付ける形になってしまって
余計に暴れだす柚乃。