「………。……本。松本。」

「………ん??」

「お前当たってるぞ。」


は?!?!

先生も寝てるのわかってて当てるなんてバカじゃないの?!?!


「松本ー、答えは??」

「3。」

「な、なんで分かった??」

「は、こんな問題子供だましでしょ。」


座って私は外を見る。
目、覚めちゃったしな。


外では、他のクラスが体育をしていた。

ぁ、尚だ。
楽しそうに話してんじゃん。…。


「なに見てんだ??また尚くん??」

「……だったら悪いの??」

「ま、過去の恋を清算するのも大切だと思うぜ。」


なによぅ……。
そんなのわかってるっつの。