「なら、ありがたい。わしには娘が居てなぁ、娘も若い村の人達も捕まっているのじゃ。だから頼む!」



頼まれてしまってはもう引換せない。



「分かりました。今からそこに向かいます。場所はどこですか?」



悠斗が言った。



「この村の奥にある大きな城じゃ。じいや、案内しろ」



王様が言った。



「分かりました」




「「お願いします」」



あたしと悠斗は執事について行くことにした。