背中を合わせて【完】

タオルとペットボトルを持って急ぎ足で公園を出る。


でも足を引きずっているせいもあって、結局はのんびりと歩いて帰るいつもと変わらない気がした。


あの男に言われた通りに足首が痛くなったらペットボトルで冷やしながら歩く。



(この足じゃきっと自転車は乗れないよね...。治るまではしょうがないから電車で通おう。)



体育も見学しようかなといろいろ考えていると、家に着いたときには時計の針がもう6時半を回っていた。



(今日は洗濯するの諦めるかなー。)


男から借りたタオルを洗濯機に入れながら思う。