背中を合わせて【完】

「未夜らしい夢だね。」



未夜の想像通りに、零は笑ってくれた。



「ありがとう。零に負けないようにがんばるよ。」


「俺も頑張る。」



微笑み合って、やっと2人の距離が縮まったと思えた。



「それで、話は終わり?」


「え?」



思いも寄らない零の質問に未夜は戸惑いを隠せない。


そればかりか、零に伝えたかったことなんてたくさんあったのに、半分も伝えてないような気がして焦り始める。