背中を合わせて【完】

「でもそれは過去の話。俺は今かりんだけを大切にするつもりだから。」


「そっか。やっと気持ちがはっきりしたんだね。」



零はよかったねと笑いかけてくれる。



「お前は?いい加減素直になれよ。」



圭の言葉に零のお箸が止まる。



「それはどういう意味?」


「俺が今でも未夜のことが好きだと思ってたから、零は未夜の気持ちを断ったんだろ?だったらもう自分の気持ちに素直になってもいいだろ。」