背中を合わせて【完】

その場に残された未夜。


零と話せよという圭の言葉に一応返事をしたものの、未夜にはもうそんな勇気はなかった。


お祭りの夜、泣きながら言いたいことを思いつき次第言ってしまったことを後悔して。


零に会わせる顔なんて本当になかった。


零が毎日バイトを頑張って叶えようとしていた夢さえも応援出来なかったし、きっと零は傷ついてると思う。


応援してほしかったと言っていた零だって、きっともう未夜とは会いたくないと思うから。