背中を合わせて【完】

「彩と那奈は今日はシラフなんだぁ。」


あずさが説明すると、言われた2人は両手を顔の前に合わせて零を拝んだ。



「前回は飲み過ぎて零の家に迷惑かけたかんね。」


「私なんて全然記憶ないけど、後々香奈から事情聞いたの。ホントごめんねー。」


「夜中に騒ぐと俺があの家追い出されそうだから、勘弁して。」



零と女3人が話すのをただ見てることしか出来ない未夜。


その姿を見て、香奈がみんなに言った。



「ほら、2人の邪魔しないの。早く行かなきゃ祭り終わるよ。」


「いえ、そんな邪魔じゃないですっ。」



慌てて未夜が口を開くも、そうだねと言って女達はお祭りの通りに歩いて行った。



「レイレイまたねー!」


「お邪魔しましたー。」