背中を合わせて【完】

(そう言えば、前に私の飲んだカフェオレを零が飲んじゃったから、初めての間接キスじゃないんだよなぁ...。)



「んっ!美味しい!!」



初めて食べたケバブの美味しさに驚いて思考は停止した。



「でしょ?」


「ケバブってもっとハーブとかのにおいがきついのかと思ってた。」


「ケバブ食べたことなかったの?今日はいいこと知ったね!」



ケバブを食べ終えた零は次なに食べようかと袋の中をあさる。


未夜はまだあんず飴を食べ続けていた。



「見て見て!」



零に声をかけられて零の方を見上げると、ケータイのレンズが未夜を見ていた。